2011年3月、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、津波により多くの人命が失われ、各地に甚大な被害をもたらしました。今後も想定される大地震に備えるため、当社は積極的に防災対策及び災害支援に取り組みます。
東日本大震災では、海岸線に壁となって押し寄せた津波により防波堤が倒壊し、町や港は大きな被害を受けました。このことから、全壊しにくく、全壊に至る時間を少しでも長く伸ばすことができる構造(粘り強い構造)をした海岸堤防の設置が各地で進められています。
当社では、清水港の防波堤を改良する工事を施工しました。
また、清水港の岸壁についても、老朽化対策の改良工事を実施しています。
想定をはるかに超えた大津波により、多くの尊い命も奪われました。これを教訓に、津波から命を守る対策のひとつである「津波避難施設」の整備も喫緊の課題となっています。当社では静岡県吉田町において、1,000人を収容できる津波避難タワーを建設しました。
◎有効面積:504㎡ ◎収容人数:1,000人 ◎デッキ高:5.5m(想定浸水深:3.0m)
台風の影響によりさまざまな災害が発生した際には、ライフライン等の早期復旧のための災害支援活動も担っています。
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