気候変動やそれによる風水害、さらには地震なども含めた自然災害への対策において、建設業は非常に重要な役割を担っています。
建物を利用することによって排出されるCO2排出量を減らすために、省エネルギー・省CO2性能の高い建物を提案することや、道路・橋・上下水道などの公共インフラの寿命をより長く、より災害に強くすることを通じて、持続可能なまちづくりに貢献しています。
非常に多くの協力会社が関わる建設工事現場におけるCO2排出量を削減することや、建設工事に伴う産業廃棄物の排出・最終処分量を減らすことも、建設業の大きな役割です。
当社では、建設工事現場で発生するCO2排出量の計測にトライしているほか、建設工事現場での省エネルギー化や再生骨材などの活用、産業廃棄物の削減に取り組んでいます。
人手不足を深刻な課題として抱える建設業界においては、働き方改革による生産性の向上などを通じて、多様な人材が活躍できる環境を整えることが喫緊の課題です。当社では、デジタル化や人事制度における働き方改革の推進に加え、将来の担い手の育成に向けて、産学連携にも取り組んでいます。
鈴与グループの一員として「共生」の精神に則り、地域社会の発展に貢献することが、持続可能な社会の実現につながると考えています。
CSR活動を通した地域や社会とのつながりを大切にするとともに、地域に根差した建設会社としての災害復旧への協力などを通じて、広く地域社会に貢献していきます。